ちょっとの勇気とデジタルと
私がかつてへき地医療に取り組んでいた時代、NECの新聞広告に地元の子供たちと一緒に出たことがありました。そのなかの一人が当時の診療所事務長さんの娘さんでした。
最近、元事務長さんの彼から「娘が出産したので当時の新聞広告はないだろうか」と問い合わせがありました。さっそく押入れの中を探すと黄色く変色した当時の「日本経済新聞」を発見。読売新聞にも同時宣伝広告が出たはずでしたが読売新聞は見つかりませんでした。
新聞の日付をみると1998年3月11日になっていました。東日本大震災(2011年)と日付が同じなのには驚きました。
15年前なんだと改めて光陰の速さに驚かされました。あの時の小学生が母親になるとは、しばし感慨にふけりました。
残りが1部しかなかったため、コピーして彼に手渡しました。彼も当時ははつらつと若かったのですが、おじいちゃんになったことをいっしょに喜びました。孫のためにも不摂生はせずお互い長生きしようと笑いあったものです。孫は無条件でかわい
い!