第131回 八幡浜在宅緩和ケア症例検討会

  1. 場所:WEB会議
  2. 令和7年12月5日(金);午後7時~8時30分

  <挨 拶>
   開会挨拶;八幡浜医師会会長  芝田 宗生 医師
  <座 長>
   旭町内科クリニック 森岡 明 医師

  【症例】
  <症例>70歳代 女性
  <傷病名>
    食道胃接合部癌

  <発表者>
        市立八幡浜総合病院 外科
               副院長  中津 宏基 医師

        市立八幡浜総合病院 地域連携室
        在宅緩和ケアコーディネーター
               菊池 幸恵 看護師

        市立八幡浜総合病院
               看護部  菊池 和美 看護師

<症 例>
報告内容;PDFファイルをダウンロードしてご参照ください
第131回八幡浜在宅緩和ケア症例検討会資料

<議論の要点とコメント>

熱心な宗教信仰のある患者さんへの、スピリチュアルケアのあり方と実践について

<職種別参加者数>

合計  60名
医師 8名 社会福祉士 4名
歯科医師 0名 ケアマネ 10名
保健師 2名 介護 4名
薬剤師 5名 その他 3名
看護師 21名 事務 3名
臨床心理士 0名

    <アンケートから>
    以下に参加者からのメッセージをまとめました。

  1. ケアマネ
     本人の気持ちに寄り添い希望に沿ったケアを行うことの大切さと難しさを勉強させていただきました。
  2. 看護師
     宗教的背景や価値観を理解するのはとても大変だったのではないかと思いました。
  3. 看護師
     胃癌患者様の看取りの経過がわかって良かったです。宗教信仰の方への対応の仕方、寄り添う姿勢を見習いたいと思いました。
  4. 看護師
     宗教的な価値観を大切に、病気に対する理解に向き合う姿勢、関わり方を学ぶことができました。在宅ではなく、入院患者様との関わりを保ちながら、大勢のスタッフが関わること、師長としての動きにも共感させていただきました。在宅支援のない環境での状態観察、栄養、調剤管理、安全な生活を見守る大変さを想像し学ぶことができました。
  5. 看護師
     その人が信仰するものを理解し、寄り添うことが大切と思いました。ただ、在宅では1対1ですが病院等では病院のルールもあり、信仰をされている方のみ特別とはいかないため難しさもあると思います。今回の看護師の対応はすばらしいと思いました。
  6. 医師
     公立病院でこのような事例が出せる病院スタッフ皆様のスピリチュアリティの高さを感じます。勉強になりました。
  7. 介護士
     病院で入院された方の症例で、みなさんとカンファレンスしながらできたこと、素晴らしいチームプレイと思いますが、もしも自宅でのことでしたらどうでしょうか?想像がつきません。24時間のプレイはできるのでしょうか?本人の気持ちに添えることができるのだろうかと思いました。
  8. 保健師
     今回の症例では、宗教信仰のある患者さんの価値観を尊重し、一緒に聖書を読むなど一歩踏み込んだスピリチュアルケアを実践されており、とても勉強になりました。一方で、このような事例では他の患者への配慮も求められ、環境調整の両立が今後の課題であると感じました。
  9. ケアマネ
      胃がん患者の診断から院内での最期までの支援体制について理解を深めることができた。自宅での自由度の高い生活とは異なり、院内では一定の制約があるものの、医療スタッフが本人の意向を尊重しながら最適なケアを提供している姿に感銘を受けました。ご本人が院内での生活に満足されていなければ「自宅に帰りたい」と希望されたはずだが、院内での最期を選ばれたことから、病院での関わりに安心と満足を感じられていたと思いました。
     また、市立八幡浜総合病院の連携室によるコーディネート業務についても理解が深まり、今後の在宅医療との連携がより円滑に進むと期待しています。

愛媛県在宅緩和ケア推進協議会

「えひめ在宅緩和ケア」

PDFを見る

県内の在宅緩和ケアの現状やモデル事業の取り組みを、愛媛新聞に掲載されました。
許可をいただきPDFを掲載しました。ぜひご覧ください。
2019年1月7日~22日 愛媛新聞掲載

掲載許可番号
d20190822-006