- 場所:WEB会議
- 令和7年9月3日(金);午後7時~8時30分
<症例>70歳代 男性
<傷病名>
膠芽腫
<挨 拶>
開会挨拶;八幡浜医師会会長 芝田 宗生 医師
<発表者>
座 長;矢野脳神経外科 矢野 正仁 医師
① 家族状況などの説明
八幡浜医師会居宅介護支援事業所
清水 建哉 コーディネーター
② 症例報告:入院中の様子
たんぽぽクリニック 佐野 正浩 医師
③ 症例報告:在宅での経過
三瀬医院 片山 均 医師
④ 訪問看護ステーションからの報告:在宅での経緯
八幡浜医師会訪問看護ステーション
坂本 美恵子 看護師
<症 例>
報告内容;PDFファイルをダウンロードしてご参照ください
第128回八幡浜在宅緩和ケア症例検討会資料
<議論の要点とコメント>
●脳腫瘍:膠芽腫の終末期緩和ケアについて、家族による介護状況や、脳腫瘍に特徴的な緩和ケアで注意すべき症状や対応の仕方などが話し合われた。
<職種別参加者数>
| 医師 | 8名 | 社会福祉士 | 4名 |
|---|---|---|---|
| 歯科医師 | 1名 | ケアマネ | 4名 |
| 保健師 | 3名 | 介護 | 1名 |
| 薬剤師 | 5名 | その他 | 3名 |
| 看護師 | 16名 | 事務 | 2名 |
| 臨床心理士 | 0名 |
- 看護師
たんぽぽクリニックから在宅へ移行した時から患者様の生活の質を維持することが重要になり、大好きな自宅やバイク仲間と過ごすことができ、よい人生の最期を迎えることができたのではないかと思います。
脳転移のある方に限らず、意識低下や臨死期の近い方へのケアはいつも迷いがあります。ご家族様の希望によりケアを行っても本人はどう思われているのか?と考えることがあります。 - 看護師
基幹病院ではなく在宅専門のクリニックからの連絡は珍しいケースなので、興味深く聞かせていただきました。 - 介護支援専門員
昔、脳外科で勤務していた時、反応のない患者さんなのに、毎日見ていると、「今日は何か嬉しそうな顔をしている」「今日は嫌なことでもあったのかな」と感じることがありました。それをばにおられる家族さんと共有し、ちょっとした変化に一喜一憂していたことを思い出します。
私の場合は、何カ月も同じ人を見ていて感じたことでしたが、それをこの短い期間で行える看護師さんたちはすごいなと思います。1つ1つには反応がなくても、最後のグリーフケアの言葉が最高のフィードバックだと思います。こんな看護師さんやヘルパーさん・先生方がいてくださることが八幡浜の誇りだと思いました。 - ケアマネ
脳転移の患者様など、意識のない方とのかかわり等反応がある方と一緒に尊厳を守る声掛けを心がけていきたい。 - 保健師
本人が妻を在宅で看取ったことが、本事例の家族にとっての成功体験となり、本人の在宅での看取りへ繋がった素晴らしい事例だと思いました。また、お孫さんのエンゼルケア参加など、悲しみだけでなく、ご家族が温かい絆を深めたことに感銘を受けました。
脳転移があり、意識障害があり、痙攣発作への不安がある中で、在宅看取りできたのは、以前妻を在宅で看取った馴染みの医療者が関わったことで、「大丈夫ですよ、私たちがここにいますよ」という安心感を伝えることができたからと思います。
<アンケートから>
以下に参加者からのメッセージをまとめました。