第113回 八幡浜在宅緩和ケア症例検討会

  1. 場所:WEB会議
  2. 日時:令和6年3月1日(金);午後7時~8時30分

<症 例>
   80歳代前半 男性
<傷病名>
   #1、右下葉肺癌、#2、間質性肺炎
<挨 拶>
  開会挨拶
   八幡浜医師会会長
    芝田 宗生 医師
<発表者>
  座 長
   旭町内科クリニック
    院長 森岡 明 医師
  ① 家族状況などの説明
   八幡浜医師会居宅介護支援事業所
    清水 建哉 コーディネーター
  ② 症例報告
   三瀬医院
    院長 片山 均 医師
  ③ 訪問看護ステーションからの報告
   訪問看護ステーションSetsukO
    所長 菊池 世津子 看護師
  ④ ケアマネージャーからの補足
   介護老人保健施設 西安
    門田 幸代 ケアマネージャー

<症 例>
報告内容;PDFファイルをダウンロードしてご参照ください
第113回八幡浜在宅緩和ケア症例検討会資料

<議論の要点とコメント>

●オプソの癌性疼痛や呼吸困難感に使用するだけでなく、鎮咳効果を期待して使うことも重要。
●終末期がんにおける住宅改修の意義について。
●プロセスとしてのACPを実践するとき、一堂に関係者が会して話し合うばかりでなく、状況切迫時には電話の活用も有効。

<職種別参加者数>

合計  51名
医師 9名 社会福祉士 2名
歯科医師 1名 ケアマネ 6名
保健師 4名 介護 4名
薬剤師 3名 その他 3名
看護師 17名 事務 2名

    <アンケートから>
    以下に参加者からのメッセージをまとめました。

  1. 看護師
     入院予定だった利用者様が在宅で看取ることになるケースはよくありますが、今回の事例では切替えが上手くできていて、迅速に適切に対応することができていて勉強になりました。訪問看護師が利用者様の思いに寄り添って一緒に考えて実現していて素晴らしかったと思います。
  2. ケアマネ
     ケアマネさんが的確でスピーディーな仕事に頭が下がります。いつも見習うころばかりです。
  3. 保健師
     訪看さん、主治医、福祉用具事業所、皆さんタイムリーにそれぞれの役割を果たされていたと思いますが、ケアマネさんがチームに上手く情報伝達され、家族を含めてまとめられたのではないかと思います。
  4. 看護師
     医師、看護師、ケアマネの連携がすごいと思います。特にケアマネさんがすごく頑張っていると思いながら聞かせてもらいました。住改することはこの人にとっての価値を考えると、1回でも利用してもらい、利用者や家族にとって良かったと思ってもらえることで意味のあるものになったと思います。
  5. 鍼灸マッサージ師
     患者さんやその家族の思いがコロコロ変わるのは当たり前だと思います。誰かに話を聞くとそっちに流され、別の人の話を聞くとまたそっちに流されるという状況はよくあります。私は、その時々に、どうして以前決めていたのを変えたのですかと尋ねる様にしています。その人を知る上でとても有意義です。

愛媛県在宅緩和ケア推進協議会

「えひめ在宅緩和ケア」

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県内の在宅緩和ケアの現状やモデル事業の取り組みを、愛媛新聞に掲載されました。
許可をいただきPDFを掲載しました。ぜひご覧ください。
2019年1月7日~22日 愛媛新聞掲載

掲載許可番号
d20190822-006