第一回 八幡浜在宅医療研究会開催しました。

6/29(金)に第1回の八幡浜在宅医療研究会が100名余りの方の参加により盛大に行われました。
二人の先生(森岡、矢野)による問題提起による形での勉強会であり、その内容をPDFにて掲載しております。

PDF 多職種連携で機能する在宅医療 森岡先生
PDF 脳血管障害と在宅医療 矢野先生

今後も先生方を中心とする意見交換会、コメディカルさん等多職種参加型の第2回勉強会へと繋げてゆきたいと考えておりますので是非ご参加ください。

「八幡浜在宅医療研究会」参加への呼びかけ

医療・介護・福祉関係機関で活動される皆様へ

現在わが国では、世界に例を見ない速さで高齢化が進行しており、2005年には65歳以上の高齢者人口は全人口の約21%を占めています。
2013年には、高齢者人口が全人口の25%を超える「超高齢社会」に世界で初めて突入すると推定されています。
また、わが国の年間死亡数は現在110万人前後ですが、2038年にピークを迎え170万人を超えると予測されています。
私たちが医療活動をするこの八西地区はすでに超高齢社会に達しており、八幡浜市では最近10年間500人前後で推移していた年間死亡者数が昨年の平成23年には570人と増加してきております。
超高齢社会では、①多死の時代を迎えるということ。②認知症を含む慢性疾患や癌をもつ超高齢者の増加。という2つの側面があります。
高度経済成長時代に病気の検査・治療法が確定し、寿命も延び多くの方々が80歳・90歳まで生きることができる時代を迎えた今、在宅医療の現場にいて「生老病死」という人が生まれ死に至るまでの流れの中で「死は自然なもの」という死生観に変わる必要があるように感じています。
近年医療崩壊が叫ばれていますが、これはおそらく超高齢社会を迎え疾病構造が急性期疾患から慢性期疾患に変化して、現在の病院医療を中心とした医療システムでは現状に対応できなくなったため、医療システム自体が崩壊しているということではないでしょうか。
別の見方をすれば新しい医療システムの再生・再編のプロセスと捉えることができます。このことはキュア(治療医学、病院医療)からケア(予防医学、在宅医療)へのパラダイムシステムが求められているということではないでしょうか。
このような時代背景から、この八西地域での多職種連携で機能する在宅医療のあり方を、地域で展開される医療介護福祉に従事するすべての皆様にお集まりいただき、在宅医療についての技術的な話題も含めて勉強会を定期的に開催し、情報交換の場を持ちたいと思います。
第1回の勉強会を6月29日に予定しています。 詳しくはPDFのリンクをご覧ください。
PDF 第一回八幡浜在宅医療研究会開催について
ご多忙の中、是非ご参加いただきますようお願い申し上げます。

平成24年5月1日

【呼びかけ人】
矢野脳神経外科医院(在宅療養支援診療所):矢野 正仁
旭町内科クリニック(在宅療養支援診療所):森岡 明
谷池内科胃腸科:西野 執

【お問い合わせ】
旭町内科クリニック 院長:森岡 明または事務局:篠原
電話0894-29-1222まで

愛媛県在宅緩和ケア推進協議会

「えひめ在宅緩和ケア」

PDFを見る

県内の在宅緩和ケアの現状やモデル事業の取り組みを、愛媛新聞に掲載されました。
許可をいただきPDFを掲載しました。ぜひご覧ください。
2019年1月7日~22日 愛媛新聞掲載

掲載許可番号
d20190822-006