第44回 八幡浜在宅緩和ケア症例検討会

  1. 場所:八幡浜医師会館3階 会議室
  2. 日時:平成29年11月17日(金);午後7時~8時30分

    <症例>ロロ歳、ロ性
    <傷病名>ロロロロロロロロ
    <発表者>
      「普段困っている症状緩和のワンポイントレッスン」
       講師 ; 松山ベテル病院 院長・ホスピス医長
       中 橋  恒 先生
  1. 呼吸苦の改善への対応
  2. 食事量減少への対応
  3. 終末期の鎮静について
  4. 医療用麻薬(オピオイド)の使い方
  5. 腹水への対応
  6. 新しいオピオイドでの症状緩和
  7. せん妄について
  8. 緩和ケアの時の糖尿病について
  9. オピオイドの効果
  10. ステロイドの有効な使い方
  11. うつや気持ちの辛い時の対応
    など、具体的に困った時の対応方法についてディスカッションも交えて、説明していただきました。大変実践的なレクチャーで明日からの現場に生かせる内容でした。

<職種別参加者数>

合計  69名
医師 8名 社会福祉士 4名
歯科医師 1名 ケアマネ 18名
保健師 6名 介護 5名
薬剤師 4名 その他 2名
看護師 20名 事務 10名

    <アンケートから>
    以下に参加者からのメッセージをまとめました。

  1. 介護
    薬の使い方とか改善できる方法について、良く理解できました。
    食事量が減った方への声掛けの仕方とか参考になりました。
  2. 医師
    全身の症状緩和の方法について知識の整理ができました。
  3. ケアマネ
    新しいオピオイドの使い方がわかり良かったです。
  4. 保健師
    身近にがんの方がおられるので、家族支援に役立てたいです。
    食事については、研修等に取り入れていきたいです。
  5. 看護師
    がん症状緩和の知識が不足しており、自分なりに勉強になり大変よかったです。
  6. 歯科医師
    食事の件、大変勉強になりました。
    口腔ケアはもちろんの事、色々もっと学んで対応しなければなりません。
    11月29日、八幡浜歯科医師会では、緩和ケア勉強会で良く出るテーマの口腔ケアを再考して、愛大の中城先生に教えを頂くことになりました。
  7. 保健師
    1項目、1項目が大変重要な内容で分かりやすく講義をいただき有難く感じました。
  8. 保健師
    事例をまじえて、分かりやすく、もっと他のことも聞いてみたいと思いました。また時間があれば続きをお願いします。
  9. 薬剤師
    非常に勉強になりました。いただいた資料は分からないところに手が届く資料だと思います。この資料で勉強させてもらいます。
  10. ケアマネ
    少し難しい内容でしたが、治療の過程で、医師がどの様な判断で薬を処方されているのか、よく分かりました。
  11. 看護師
    先生の経験から疼痛コントロールや症状の緩和等について学ぶことができ、勉強になりました。
  12. 看護師
    呼吸困難に対する薬物療法がわかりよかった。
  13. 看護師
    今までの復習ができ理解が深まりました。今、訪問中の利用者さんの状態を考えながら、アプローチについて考えられました。明日からのケアに活かされると思います。先生の資料はいつも参考にさせて頂いています。
  14. 看護師
    今回、資料をみながら、説明を受けよく理解できました。今後のケアの中で生かせるようしっかり勉強していきたいです。
  15. 看護師
    今後も定期的なワンポイントレッスンをお願いします。
  16. 看護師
    ワンポイントで、1テーマに絞ってゆっくり、詳しく聞きたい内容でした。

    【勉強会の要望】

  1. 看護師
    乾性咳嗽により呼吸困難感が出現している方で、モルヒネを使用してもなかなか症状緩和が図れない方に工夫していることがあれば教えてほしい。(胃がんによる胃切。腹水)

愛媛県在宅緩和ケア推進協議会

「えひめ在宅緩和ケア」

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県内の在宅緩和ケアの現状やモデル事業の取り組みを、愛媛新聞に掲載されました。
許可をいただきPDFを掲載しました。ぜひご覧ください。
2019年1月7日~22日 愛媛新聞掲載

掲載許可番号
d20190822-006