- 場所:八幡浜医師会館3階 会議室
- 日時:平成31年1月11日(金);午後7時~8時30分
今回は、旭町内科クリニックの森岡が、
「これからのことを話し合うー臨床倫理カンファレンスで、困難事例を多角的に捉える」
と題してレクチャーしました。以下に発表スライドを掲載しました。
「これからのことを話し合う」(PDF)
<職種別参加者数>
医師 | 8名 | 社会福祉士 | 2名 |
---|---|---|---|
歯科医師 | 1名 | ケアマネ | 11名 |
保健師 | 5名 | 介護 | 0名 |
薬剤師 | 2名 | その他 | 0名 |
看護師 | 16名 | 事務 | 1名 |
- 介護士
終末期医療における様々な倫理的問題は、どうやって解決すればよいのかはその人によって全然違います。本人の意思を尊重できる場合は良いが、できない場合に家族や知人で判れば良いが、独り身の人はどうするか、とても慎重にかつ丁寧に対応していかないといけないと思います。多職種の連携がすごく大切なので、情報の共有をしていきます。
在宅でその人らしく生きる為の幸せのお手伝いができればと思います。 - 介護支援専門員
ACPに基づいてその人らしい穏やかな気持ちで最期を迎えることができるように少しでもお手伝いできればと思います。 - 医師
人間の生死のproblemは人間には(本人にも)決められないと思います。日本人はあまりに豊かで、皆人生がhappyである事は当然と思っていると思います。しかし、私は生きるものは必ず滅す、という事をもう少し真剣に考えるべきだと思います。また、正義とは何かという問題を考えようともしない、その意識が希薄である人が多いと思います。医師として私がこんなことを言うのはあまり穏やかなものではないとは私自身も自己認識はしています。
今後、この地域は高齢化が進むのは間違いないことなので、私自身もっと真剣に考えようと思います。私がこの地域の終末期医療に多少でも貢献できればと思います。
どうかこれから私にも手助けをさせて頂ければ幸いです。 - 看護師
自分の人生は自身が決めるべき、そういった考えを早くから理解できる教育こそが必要だと思います。 - 看護師
終末期の問題は難しいことですが、色々意見を聞くことで勉強になりました。 - 保健師
愛媛新聞で「地域の明かりに」を拝見しています。活動が住民に広く知られることで、在宅看取り(1つだけの特別病室)が選べる地域が増えることを願います。
<アンケートから>
以下に参加者からのメッセージをまとめました。