- 場所:八幡浜市保健福祉総合センター4階 会議室
- 日時:令和2年1月10日(金);午後7時~8時30分
<症 例>
60代後半男性
#1、胃癌
#2、肺転移
#3、癌性腹膜炎
<発表者>
座長は、矢野脳神経外科;矢野 正仁医師
①家族状況などの説明
八幡浜医師会コーディネータ:清水 建哉さん
②主治医より症例報告
谷池内科・胃腸科:西野 執医師
③訪問看護の経過について
訪問看護ステーション・Setsuko:菊池 世津子看護師から
④ケア・マネージャーからの報告
居宅介護支援事業所 西安:門田 幸代さん
<症例>
PDFファイル「症例検討会資料」
<職種別参加者数>
医師 | 10名 | 社会福祉士 | 2名 |
---|---|---|---|
歯科医師 | 1名 | ケアマネ | 12名 |
保健師 | 3名 | 介護 | 1名 |
薬剤師 | 2名 | その他 | 4名 |
看護師 | 14名 | 事務 | 1名 |
- 介護士
金銭的な不安を解消できるよう十分に説明すること。また、傾聴するだけでなく具体的な言葉やキーワード等、本人、家族の思いを汲み取ることが大事なことだと思いました。今後のケアに役立てたいです。 - ケアマネ
今回の症例では、在宅での生活が短い間だったのに、その時々で対応が良く、すごく連携ができていたと思いました。
家族様にも寄り添っていたので、グリーフケアで前を向かれていることがわかりました。今回も大変勉強になりました。 - ケアマネ
複数のサービスを利用している場合、どのようなサービスをどのくらい(日、時間)利用したかが、一覧や図など、何かわかりやすいものがあれば、今後、自分が対応する時の参考になると思いました。
また、状態変化に応じて、家族がどれくらい介護に時間をかけたのかを知る事ができたら、今後、予後に対して家族の関わりがどのくらい必要なのかを家族に説明する情報の一つとなり、家族が看取りに対しての覚悟がしやすいのではないかと思いました。 - 薬剤師
利尿剤、ステロイド剤の使用方法は、復習してみます。
私の立場から今できることは、体調の変化に気付けるよう努める事しかありませんが、できることを1つずつ増やしていきたいと思います。また、余命の長さにより薬の選択も変わる可能性があることも忘れずにいたいと思います。 - 医師
利尿剤、ステロイド剤について勉強になりました。 - ケアマネ
祖父母と孫の同居、この関係性は本当の親子のようだったという報告を受けて、家族だけで過ごす時間を持てたのは良かったと思います。
ケアマネの訪問のタイミングもよく、訪問看護の利用も少なかったのは、ケアマネとの信頼関係ができていたからだと思います。でも、もしかするとお金の心配があったのなら、詰めて話をすることは必要だと思いました。
初回訪問でアセスメントする時に、「教わりたい」という姿勢を見せることが、何でも聞けるタイミングだと思いました。 - 福祉用具相談員
本人や家族様との関わり、心のケア、かける言葉等を考えさせられました。 - 看護師
色々と不安なことはありますが、金銭的な不安もしっかり説明して取り除くことの大切さを学びました。
最初の訪問での聞き取りの大切さも学びました。 - 福祉用具相談員
孫の一生懸命さが印象的でした。
経済的な心配を取り除くための方法の説明は、理解することができ、大切なことだと思いました。
利用者の気持ちや家族の気持ちを探る方法については、難しい事ではありますが、自分ももっと勉強して、気持ちを理解する工夫をしないといけないと感じました。 - ケアマネ
本人の語りの中からキーワードを聞き取り、ケアをしていくことなど大変参考になりました。
「教わりたい」との姿勢の重要さが理解できました。
<アンケートから>
以下に参加者からのメッセージをまとめました。